写真と言葉森山 大道
    Works and Words by DAIDO MORIYAMA
    優れた写真家というだけでなく優れた文章家であり語り手でもある森山大道氏。
このページは黒と白カレーのパッケージになったもとの写真と、印刷媒体を通じてこれまでに発表された森山氏の文章や言葉の一部を抜粋して再構成したものです。
    
    ウィリアム・クラインの『NEW YORK』
    ブルース・デイビッドソンの『BROOKLYN GANG』
    ウィージーの『NAKED CITY』
    アンディ・ウォーホルの『THE SILVER FACTORY』
    ルー・リードの『VELVET UNDERGROUND』
    ダスティン・ホフマンの『MIIDNIGHT COWBOY』
    ジェームズ・ボールドウィンの『ANOTHER COUNTRY』
    そして金坂健二の『地下のアメリカ』
    それら全てが、若い日々にぼくが憧れた”NEW YORK”への入り口であり通路であり実態の総体であった。
    そして1971年初冬、ぼくは初めてニューヨークの地を踏み、マンハッタンの舗道に立ちつくしていた。
    出典:写真集『71 NEW YORK』講談社(2011//)
    
    Text and Photo by DAIDO MORIYAMA 
©DAIDO MORIYAMA PHOTO FOUNDATION